元公立中学保健体育教員、健康と環境改善アドバイザー、馬渕正彦です。
10月7日(土)に、歩き方教室を開催しました。今回は調布市文化会館たづくりの和室で始めて、後半は外に出て秋晴れの中を歩きました。
今回は、新しい方2名を加えて全9名で行いました。
今回の内容
・準備(テレビ体操よりアキレス腱と大腰筋のストレッチ、両脚ジャンプを取り入れる)と基本の運動
・壁押し歩き
・チューブ歩き(チューブはお腹ではなく、大腿骨骨頭に掛けるように。リヤカーや人力車を引っ張る人の手の位置が参考になる)
・受け身(ここの座布団は薄い!次回は2枚重ねにしましょう)
・外でのペース歩き(一本ずつスピードを上げる)
・フリータイム(チューブ歩きを数名が復習していた)
参加者の感想(抜粋)
姿勢に気をつけて歩きたい。
夏の疲れが出始めていましたが、体がほぐれました。歩くことは生きることです!
チューブ歩きは骨盤と骨頭を意識するのに大いに役立つと思いました。
歩くことは日々の喜び&生涯の健康維持です。
久しぶりに外で長い距離を歩いて気持ちがよかった。正しい姿勢で歩くことを生活の一部にしていきたい。
自分の歩く姿を客観的に見ていただいて、指摘されてどこがおかしいのかわかってよかった。
和室の受け身の練習は初めてでした。とっさのときにできればと思います。
室内での練習内容は自宅でも継続していきたいと思います。
馬渕の感想
今回は、過去最大の9名(うち初めての方1名、2回目の方1名)で、スタッフのいとうさんが休みでした。十分レッスンに慣れてきたつもりでしたが、余裕が足りなくなりました。
そのために全員の方に平等に声掛けをすることができなかったと反省しています。しかし、何人もの方が運営と進行に気を回してくれたのでとても助かりました。ありがとうございました。
実際の中身では、やはり裸足歩き(セパレータありでも)の効果は大きいし、初めてやったチューブ歩きの効果も予想以上だったのが実感できました。
外に出てからは晴天で爽やかな絶好のコンディションの下、みなさんが笑顔でいきなりいつも以上のスピードで歩き出したので驚きました。おそらく誰もが、ちょっと前までの真夏日の連続のために、外歩きが苦痛になっていたのだろうと思いました。
これからはもっと涼しくなっていくはずなので、外歩きの距離とスピードを上げ持久力と筋力の向上に重点を移して行く計画です。
事前に「歩くとはなんですか?」という質問をしていました。
みなさんから、「生きること、日々の喜び、生活習慣、健康維持」などの回答をいただき、私自身もさらに考えようというきっかけになりました。ありがとうございました。
私にとって「歩くこと」はこの前お話ししたように「走る前のこと」で、特別なこととは考えていませんでした。但し、「もっと速く走れるようになる(させる)にはどうしたらよいか?」と考えながら、いつでもどこでも早足で何十年も歩いて来たな!という思いはあります。
現在はみなさんのおかげで、ここまでの人生のかなりの部分が活かされている気がします。また、歩き方の指導が間違いなく生き甲斐になっています。ビデオで新旧の歩き方を見比べるまでもなく、みなさんの歩き方が向上・改善しているのでとても嬉しいです。
是非これからも一緒に楽しく汗をかいていきましょう!
★次回11月11日(土)は、9時55分に京王線つつじヶ丘改札前で集合して、そこから金子地域センターまで約13分を一緒に歩きながらレッスンします。
センターでは和室で練習、帰りは目の前のバス停から乗車して帰るか、また一緒に駅まで歩くかを選択してもらう予定です。
★これまでのレポートはこちらから見ることができます。
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