元公立中学保健体育教員、健康と環境改善アドバイザー、馬渕正彦先生のオリジナル、マブー式「歩き方教室」を7月13日(土)に開催しました。
今回の会場は、調布市文化会館たづくりの和室です。
最後は外に出て歩きました。
内 容
●揺りかご運動と後ろ受け身
いつもの基本運動。まさかの時は、とにかく体を縮めて頭を守る。体を丸めておへその辺りをみるようにして行ったり来たりする。
●歩道で歩道で滑って後ろに転んだ時を想定して
座布団の端に乗ってもらってから、座布団を本人の前方向に引っ張る。反射的に後ろ受け身が出るはず。
●歩道で滑って前に転んだ時を想定して
後ろ同様に座布団の端に乗ってもらう。後ろの場合より勢いをつけて後ろに引っ張る。前受け身の構えをしておく。
●階段で滑って、後ろに転んだ時を想定して
ひじ掛けとパイプ椅子の二段にしている。パイプ椅子の端に腰かけて、お尻から一段下のひじ掛けに落ちる。ここでは僅か20㎝位の段差だが、その僅かな落下の間にでも自分が何をできるか考えられるようになりたい。実際に遭遇した場合は、肘と前腕、臀部でショックを和らげて後頭部を守る。
●ゴムベルト歩き
ベルトはおへその辺りではなく、大腿骨骨頭に引っ掛ける。前かがみにならないようにする。下半身の強化に役立つ。
●腕振り
タオル袋を手に付けリラックスして振る。袋を放り出すようなつもりが良い。その場で行うときは肩を下げ、膝を中心に全身でリズムをとる。歩くときは姿勢と足指のキックを意識する。
●脚振り
タオルで作った袋を足に付け、腕振り同様にそれを前後に放り出すつもりでリラックスして振る。下半身の力みをとる。
●スロープからの早歩き
スロープでついたスピードをできるだけ落とさないよう惰性を利用して歩く。無理して進まず、スピードが落ちてきたらやめる。
参加者の感想 (抜粋)
背筋を伸ばすことを意識するのは難しいと思った。
踵から歩き、足指を意識して後ろに蹴るようにする。今日は体全体を使った感じがした。
今日は、特に足裏の感覚がよくなったと思う。外でスピードを出して歩く時、足裏の感覚が大事だということが理解できた。
久々の本格練習で色々なことを思い出し、気持のよい時間でした。
受け身は身体が固いので、うまくできなかった。腕の振りは、室内でやったときはできたのに、外で坂道の練習をしたときは忘れてしまった。気を付けたい。
馬渕先生からコメント
知識や技術を自分に定着させるためには、その日のうちに復習する事が一番大事だと聞いたことがあります。
また、1週間何も復習しないとほとんど忘れてしまうと言われています。 和室練習の時はほぼ必ず受け身練習を入れているし、基本中の基本である手の使い方も毎回説明しています。それなのに、8名中2名の方しか覚えていなかっのは残念でした。
「記録しま帳」をもっと活用してほしいと思いました。
次回は、8月10日(土)調布市文化会館たづくり801会議室で行います。
★お問い合わせは zag107@gmail.com 伊藤
Comments