元公立中学保健体育教員、健康と環境改善アドバイザー、馬渕正彦先生のオリジナル、マブー式「歩き方教室」を8月10日(土)に開催しました。
猛暑なので、調布市文化会館たづくりの会議室を中心に行いました。
最初の講義では、振り返りや、今後の目標を「きろくしま帳」に記入しました。
参加者の思いが分かって、よかったです。
内 容
屋内(会議室)
1、講義 「今までの振り返りと今後」
開始時期~停滞期~現在~この先、と区切って自分を振り返り、今後の目標などを考える。その間に疑問に思ったことも。
その時その時の気持ちや気づいたこと、変化・向上したことをあげる。それらを帳面に記入した上で、今後の目標などを相談し合った(欧米のコーチングスタイル的に)。
2、練習
①足指セパレーターを付けてから各自で準備運動。
体の使い方が部分的で、しかも動きが小さかったのでそれを指摘する。運動は、大きくゆっくり正確にから小さく速くがひとつの基本。
②腕と脚のリラックス運動。
脚の運動の効果がよく分からない、との質問があったので、筋肉と骨格の関係を解剖学的に説明して納得してもらう。その際、タオル袋の口を緩めていつでも飛ばせるようにしている人がいたので、それはもう必要なし、頭で意識しながらやることが大事と説明する。
③腕袋を付けたまま歩く。上半身を中心にリラックスして歩くことがねらい。
④ワニ歩きとカニ歩き。
ワニ歩きに苦労していました。逆に言うと、これが上手くできる人は体の柔軟性と言うより、脚の可動範囲が大きく柔らかいと言えます。
⑤ベルト歩き。
今日、私の気が付いたこと。それは後ろで引く人も手を大腿骨骨頭に当てて姿勢よく(重心はやや後ろに傾けて)歩くと楽だしトレーニングになると言うこと。
屋外
1、スロープからの早歩き
スピードがダウンしてきたと感じたら止まる準備に入る。これはスピードを向上させ、その感覚を身につけるための練習です。二人ともかなり出来てきたなと感じました。
2、いつものビデオ撮影
二人とも撮影後、熱心に映像を確認していました。過去の自分と比べれば、進歩と向上がよく分かったはずです。
3、たづくり2階のフリースペースで反省会
参加者の「きろくしま帳」から(抜粋)
<振り返り・今後の目標>
・できるだけ自分の足でしっかり歩きたい。日々復習し、実行しているつもりです。
歩行するときの全身の使い方が分かった来たので、繰り返し練習したい。
・膝・腰痛などを意識しないで生活したい。
・3年前の秋から、健康維持、体力維持のためにはじめた。
高齢者の仲間入りをしたので、ゆるやかな運動を長く続ける方向に切り替えて、健康を維持したい。友人たちともときどき、歩き方の大切さを話している。
・運動を常に取り入れて、より活動的になること。
<今回の感想>
・酷暑でもうろうとしていましたが、室内のストレッチとウォーキングで目覚めました。まだ暑さが続きますが、室内運動を取り入れて、凌ぎたいです。
・歩行時の姿勢、膝の伸び、目線がいかに大切かということを再認識しました。
馬渕先生の感想
今回は参加者が2名だったので、私がいつもに比べてきめ細かく観察し、より詳細なアドバイスと説明をできた点が良かったと思いました。9月になれば少しは涼しくなるでしょうから、歩く距離と回数を上げたいと思います。
スタッフ伊藤の感想
参加者が、講座に参加した動機、やってきたことへの感想、今後の目標を「きろくしま帳」に書いたことはよかったと思います。振り返ることは大切ですね。
2人でしたが、少人数の良さもありました。質問がでたり、いつも以上のコミュニケーションが取れたと思います。
次回は、9月14日(土)調布市文化会館たづくり 1101学習室 和室で行います。
★お問い合わせは zag107@gmail.com 伊藤
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