
元公立中学保健体育教員、健康と環境改善アドバイザー、馬渕正彦先生のオリジナル、マブー式「歩き方教室」を6月8日(土)に開催しました。
今回は、会議室で前半は講義と練習、後半は近くの公園で練習しました。
感じたことをすぐに「きろくしま帳」に書くという、新しい試みもありました。
感じたことを書くことは、頭の体操になりますね。
野外は初夏のような日差しの中、みなさん楽しそうに歩いていました。
様子をお伝えします。

概 要
●室内(会議室)
講義:足指のバネを向上させるためには
例として歯ブラシ、ピッチング、バッティング、バドミントンのショットなど
練習:①手の指で壁を蹴る。
②足指のバネを意識して歩く(以後、全部裸足で)。
③床に置いたタオルを足指で後ろに蹴る(つもりの)運動。
④腕振りと脚振り。タオルを使い、時々なるべく無意識状態で前後に放り投げる。



●屋外(公園)での練習
ゆるい斜面からの大股早歩きのみ

参加者の感想(抜粋)
・足の裏、足の指などを特に意識することでスムーズさを感じました。久しぶりに本格練習でいろいろなことを思い出し、気持ちの良い時間でした。
・5月は過重労働のために身体が痛みましたが、このトレーニングがケア(メインテナンス)になります。
・2か月振りの参加でした。体調がもどってきたことを確認できました。
・普段の歩き方を続けて、膝下の筋肉を感じていますが、今日も学びを常に意識して、夏に向けて生かしていきたいと思います。
・背筋を伸ばしてを意識するのは、難しいと思った。みんなに姿勢がいいと褒められた。
・今日は特に足裏の感覚がよくなったと思う。外でスピードを出して歩く時に、この足裏の感覚が大事だということが理解できた。
馬渕先生の感想
今日はリラックスを重点としたので、ゴムベルト歩きは意図的にやりませんでした。
休まずに参加している人とそうでない人の差を感じますが、言語化が難しいのです。強いて言えば、滑らかに進んで行くリズム感と滑らかさ、基本の姿勢と動きの正確さかもしれません。
歩く(走る)ことは、最終局面で地面を足指で掴み(引っかくとは違う)、体を前に押し出して行く動作だと私は考えています。そのことを5、6月の講習で皆さんに理解してもらえたのではないかと思っていますが、どうでしょうか。
タオルの放り投げは私のアイデアですが、感想を書きながらもっと良い方法に気が付きました。それは、完全に伸び切ったような靴下や手袋(手の場合でも靴下で構いません!)をはめて腕振りと足振りをすることです。
これならば本当に自然に飛んでいくはずです。次回にやるので、今からグッズの準備を始めていてください。それらがなくても、縦長で袋状(布や編み物状)のものがあれば大丈夫です。紙袋は軽すぎるのと中に空気をためてしまうので向きません。
だんだん暑くなってきて外出の機会が減るかもしれませんが、歩くときは他の通行人を眺めつつ、ぜひ自分のフォームを向上させていってください。
スタッフ伊藤の感想
みなさん1年以上続けている方ばかりなので、お互いに指摘しあいながら練習している姿が印象的でした。毎月練習していると、いろんな気づきがあるようです。
楽しく続けていただけたらうれしいです。
次回は、7月13日(土)10時から、たづくりの和室「百日紅」で開催します。
お問い合わせ zag107@gmail.com 伊藤

Comments